不妊治療費助成金の申請をしてみました

不妊治療費助成金申請 不妊治療

採卵から約1年、初めての凍結胚移植は残念ながら陰性という結果となりました。

今回は不妊治療費の助成金申請をしたので、内容や気になった点を記録したいと思います。

助成金の内容は?

自治体によって要件や内容が異なる場合があります。
居住地域の助成事業案内を確認して下さい。

申請要件

私の住んでいる地域の申請要件は4つでした。

①住所 夫婦の一方又は双方の住民登録があること
②所得 前年における夫婦の所得合計730万円未満
③夫婦 治療期間の初日に既に法律上の婚姻をしている夫婦
④年齢 治療期間の初日に妻の年齢が43歳未満

夫婦共働きなら合計730万以上な人は多いのではと思いました。

東京都では平成31年4月以降905万円未満となっています。

年齢制限については、仕方ないとは思いながらも辛いです。

対象治療要件

対象になる不妊治療は、指定医療機関において実施した法律上の夫婦間における「体外受精治療」又は「顕微授精治療」に限られます。

また、特定不妊治療の一環として行った「精巣内精子生検採取法(TESE)」や「精巣上体内精子吸引採取法(MESA)」などの男性不妊治療も保険適用外診療に限り助成の対象となります。

「人工授精」が対象外なら、せめて保険適用になればよいのにと思ってしまいます。

というか、不妊治療全般が保険適用になれば良いのにと思わずにいられません。

助成内容

助成金額

・1回の治療につき、治療内容により15万円又は7万5千円を上限に助成
・初回申請の治療に限り30万円を上限に助成

男性不妊治療
・1回の治療あたりさらに最大15万円を助成

助成回数

・初めて助成を受けた際の治療開始時の妻の年齢が40歳未満
⇒43歳になるまでに6回

・初めて助成を受けた際の治療開始時の妻の年齢が40歳以上43歳未満
⇒43歳になるまでに3回

不妊治療実施証明書の治療区分は?

判定日が過ぎ、病院の受付で「不妊治療実施証明書」の作成をお願いしました。

用紙は以前、保険所に行ってもらってきたものを渡しました。

自治体のホームページからダウンロードも可能です。

1週間くらいかかると言われましたが、3日後に書類が出来たと連絡がありました。

余裕があったのかとても早かったです。

心配だったのは、助成金の案内に書いてあった治療内容「B:凍結胚移植を実施」の但し書きです。

「Bとは、採卵・受精後、1~3周期程度の間隔をあけて母体の状態を整えてから胚移植を行うとの当初からの治療方針に基づく治療を行った場合」
こんな風にかいてありました。

採卵後に子宮筋腫の摘出手術をした為、胚移植までに1年近く間があきました。

1~3周期どころではありません。

術後、3ヶ月が経ったら胚移植スケジュールに入ることにはなっていました。

これはお医者さんの指示によるものとしてBで認定してもらえるのか?

ここが一番気になりました。

Bが駄目でも「C:以前に凍結した胚を解凍して胚移植を実施」の対象にはなりますが、助成金が1/4になってしまいます。

まずは病院にお願いした「不妊治療実施証明書」がどう書かれてくるかです。

さっそく受け取りに行き、治療区分を確認したところ…

B」となっていました。

良かったです。

申請書と必要書類を用意

①助成金支給申請書
②不妊治療実施証明書
③領収書原+明細書
④住民票(世帯全員・マイナンバーなし・発行から3か月以内)
⑤戸籍謄本(戸籍全部事項証明書・発行から3か月以内のもの)
⑥所得(課税)証明書・非課税証明書(夫婦2人分)
⑦銀行口座の通帳コピー

「助成金支給申請書」に必要事項を記入しました。

この用紙も保険所でもらってきたものですが、ダウンロード可能です。

署名捺印のほか、申請内容の所に金額記入がありました。

これは病院で書いてもらった証明書の金額をそのまま書けば良いそうです。

必要な領収書類の期間は病院でメモしてくれていて、【採卵スケジュール開始日~採卵日】までと【凍結胚移植のスケジュール開始日から移植日】までの2つの期間が書かれていました。

金額は合計で473,130円でした。

原本を提出するので、念の為に申請書と一緒にコピーを取っておきました。

住民票や戸籍謄本、課税証明書の取得は、市役所へ行かずにコンビニを利用してみました。

わざわざ遠い市役所に行かなくても良いのはありがたいです。

初めてマイナンバーカードの恩恵を受けました。

申請書の郵送は可能か?

ちょっと保険所が遠かったので、書類を郵送することにしました。

電話で確認したところ、以下の回答がありました。

・郵送は可能
・簡易書留や特定記録等を利用すること
・返信用封筒(普通郵便料金+160円)を同封すること

郵送でも受け付けてくれるとのことでまずは安心。

今回は最初からレターパックを使おうと思っていました。

もちろんこれは問題なしとのこと。

全国一律 520円 / 370円 追跡サービス有

ただ、レターパックにも種類があるんですよね。

確認しなかったのでどちらで送ろうか迷ったのですが、郵便局の人に相談して青のライトにしました。

2つの違いは、(赤)プラスが厚さ3cm以上でもOKで、対面届けになるのに対し、(青)ライトは厚さ3cm以下、郵便受けへの届けになるかです。

返信用封筒は受領書を送る為のもので、+160円は特定記録郵便です。

茶封筒に切手を貼り、自分の住所と名前を書いて同封しました。

特定記録郵便は引受けを記録するサービスで、配達の際は受取人の郵便受箱に配達されます。

地域の保険所によって対応が違ってくると思うので、郵送する場合は必ず確認をして下さい。

不備があった場合など、郵送だと手続きに時間がかかる場合がありますので、直接提出の方が早いと思います。

書類提出後は審査通知があり、その後に指定口座への振込となります。

地域や申請時期などでだいぶ違いがあるようですが、数ヶ月くらいかかることが多いようです。

また、年度末近くの2~5月あたりは申請が多く、さらに時間がかかる場合があるようです。

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