【実録】採卵・体外受精~凍結胚移植の費用まとめ

不妊治療費用まとめ 不妊治療

初めて病院を訪れてから、不妊検査、採卵、体外受精、子宮筋腫摘出、凍結胚移植と一連の不妊治療を行いました。

これまでにかかった費用をここでまとめてみたいと思います。

初診~不妊検査費用

初受診から各種検査を受け、子宮筋腫があると判明。

タイミング法で様子を見ながらも早々に体外受精を勧められました。

卵管造影検査で卵管の詰まりが分かり、40代という年齢のこともあって一気にステップアップするべく夫婦で体外受精のカウンセリングを受けました。

採卵前に受けた検査などは合計で38,000円弱となりましたが、不妊検査費用の助成金20,000円を受けることができました。

採卵・培養費用

採卵日まで、ホルモン補充の為の注射で複数回の通院が必要でした。

当日は静脈麻酔での採卵だった為、痛みはなし。

こちらの病院では、採卵2回目以降から費用が減額されます。

1回目240,000円(税抜)
2回目以降200,000円(税抜)

この費用には培養費用(体外受精)も含まれています。

精液所見により、すべて体外受精となり、追加料金はありませんでした。

所見の結果によっては顕微授精となる場合もありもあります。

その場合、卵子1~5個60,000円、6~10個70,000円と料金が加算されます。

また、胚凍結費用も個数によって変わります。

30,000円(6ヶ月の保存料込)+2個目以降1個につき20,000円

子宮筋腫摘出手術費用

採卵は終わりましたが、胚移植前に子宮筋腫の摘出手術を受けることになりました。

手術前に生理を止める必要があり、2ヶ月の準備期間がありました。

その間の通院は注射2回と手術前検査の計3回です。

手術と7日間の入院費は「限度額適用認定書」を提示したおかげで高額にならずにすみました。

また、加入していた県民共済で保険金を受け取ることができ、手術代と入院費はカバーすることができました。

病院にお願した保険診断書は、受け取りまでに1ヶ月半かかっています。

退院から1週間後、経過観察の為に検査を受け、その後は自宅で通常生活に戻りました。

手術から約2ヶ月後、止まっていた生理が再開したので検査を受けました。

翌週期も検査受診です。

ちょうどこの時期に採卵から6ヶ月が経過した為、胚凍結の更新がありました。

保存延長費は個数に関わらず20,000円ですが、採卵を2度行っている為、合計で40,000円となりました。

最初の凍結期間は6ヶ月でしたが、今後の更新は1年ごとになります。

凍結胚移植・途中キャンセルまでの費用

手術から約4ヶ月後、凍結胚移植スケジュールがスタートしました。

しかし、11日後のホルモン検査でE2値が高かったことから胚移植は中止となりました。

プラノバール処方費用

胚移植中止後、1ヶ月たっても生理がこないため受診。

薬で生理をこさせることになりました。

凍結胚移植1回目費用

再び凍結胚移植スケジュールが始まり、途中の検査でE2値が前回より低くはなったものの依然として高い状態でしたがスケジュールを進めることになりました。

ホルモン補充の為、薬の追加や筋肉注射を受け、凍結胚移植を実行。

移植後もホルモン補充は続きました。

不妊治療費助成金の申請

陰性判定後、不妊治療費の助成金を申請しました。

採卵から胚移植まで1年近く期間があいてしまいましたが、治療区分Bで申請することができました。

これを書いている時点では、まだ申請したばかりで助成金は支給になっていません。

審査に無事通ってくれることを祈ります。

まとめ

こうして改めて見ても、やはり不妊治療はお金がかかるなというのが正直な感想です。

今後どれくらい費用がかかるか、不安です。

不妊治療の区切りとして、年齢やお金が理由になります。

年齢は巻き戻せない、どうにもならないことですが、お金を理由に諦めることがなくなれば良いと思います。

助成金の拡充か、不妊治療が保険適用になって欲しいと改めて思いました。

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