ストウブ無水調理で料理上手に
美味しいものを食べるのは大好き。
でも、作るのは少し苦手です。
別に料理が嫌いな訳ではないんです。
むしろ好きなんですが、どうもセンスがなくて・・・。
調味料を目分量で、とか適当に入れるとおかしなことになります。
こう、ちゃちゃっと調理するのにすごく憧れるんですけが、難しいです。
レシピを見て、分量をはかってというのをやめられません。
でも、食材の量なんて野菜の大きさとかでけっこう変わってきますよね。
そういう時に、微調整がうまくいかなくて味が濃くなったり薄くなったり。
味見はしてるんですけど、なかなかうまくいきません。
私にとって料理は難易度高いんです。
そんな悩める私の救世主、それが「ストウブ」です。
ストウブはフランス製の鋳物ホーロー鍋です。
どっしりとした重量感で無水調理が可能。
高い熱伝導率と保温性でいつもの料理がレベルアップしてしまうすごい鍋です。
私のストウブは結婚祝いに友人からプレゼントしてもらいました。
すごくおしゃれな鍋で、置いてあるだけで絵になりテンションが上がります。
ただ、もらってすぐは使い方もよく分からず、あまり使っていませんでした。
が、無水調理を知ってストウブの実力が分かったあとはめちゃくちゃ使用頻度が上がりました。
だってすごいんです。
水を入れなくても野菜からの水分でスープが出来る。
うま味たっぷり、野菜もいっぱい取れて健康的、何より美味しい!
感動です。
簡単美味しい野菜たっぷり人気のポトフ
私の使っている鍋はピコ・ココットラウンド20cmです。
一番スタンダードなタイプだと思います。
色は黒。
(グレーのサイズ違いやオーバルが欲しいなとひそかに狙ってます)
鍋のサイズとしては2~3人家族でちょうど良いくらいでしょうか。
うちは夫と2人なので、2食分より多めな感じですがちょうど良いです。
1回で食べきるのってもったいないと思いませんか?
翌日のお昼に少し味を変えて食べるとか、カレーにしてもう1食とか。
美味しいですよ~、ポトフからのカレー。
話がそれました。
20cmの鍋だと、トマト1個、玉ねぎ・じゃがいも各2個、人参1/2本、キャベツ1/4個
これくらい入れればいっぱいになります。
ウィンナの代わりにベーコンでも、鶏肉でも良いです。
野菜だって何でも良いんです。
この適当さが最高。
ただ、根菜だけだと水分が少くないので玉ねぎやトマトなどは入れた方が良いです。
私の場合、トマトは入れたり入れなかったですが、玉ねぎは必ず入れています。
玉ねぎがもう、とろけて甘みが出て美味しいんです。
野菜を玉ねぎとキャベツだけとか、玉ねぎだけにしてもOKです。
ポトフレシピ
野菜は大きめにざく切り。
玉ねぎは1/2カット、キャベツも1/4カットをさらに1/4くらい。
多少芯が残っていてもばらばらにならなくて逆に良いです。
じゃがいもは1/2か1/4か、人参は縦でも輪切りでも乱切りでもお好みで。
トマト、玉ねぎ、人参、じゃがいも、塩少々振って、キャベツ、塩少々、ウィンナ
こんな感じの順で鍋に入れていきます。
鶏肉を使う場合は先に塩を振っておきます。
具材は少なくてもよいですが、鍋の半分以上になるようにしてください。
あまり少ないと鍋の中の水分の循環がうまくいきません。
今回は気分でコンソメを小さじ1入れました。
野菜だけでも美味しいのでお好みでどうぞ。
蓋をして強火でしばらく待ちます。
端から蒸気が出始めたら、火を弱火にして20分くらい煮込みます。
この鍋を使い始めの頃、密閉性が高い鍋だと思っていたので、蒸気が出て大丈夫?
これって不良品?なんて思ったりしていましたが、これで正常でした。
ただ、ストウブは弱火でことこと煮込むことで真価を発揮します。
強火でずっとはやりすぎなので、蒸気が出たら弱火にしましょう。
焦げます。
途中で様子を見ても良いですが、せっかく良い感じで水蒸気が循環しているので蓋の開けすぎは注意です。
しばらくすると野菜から水分が出て、だいぶかさが減っているはずです。
すごいですよね、これで終わりなんです。
あとは盛り付けて、味が物足りなければ塩やマスタードなどを足してもOK。
トマトは原型ありませんが、旨味はしっかり出ています。
今回、新玉ねぎだったので溶けてなくなるのではと少し心配でしたが、良い感じにとろとろ、最高です。
残ったら、翌日のお昼にパンと一緒に食べても美味しいです。
一番最近は、鶏もも1枚を適当に切ってフライパンで両面を良い色に焼いて足し、水を少し加えてカレールーを入れました。
もちろん無水カレーも最高に美味しいです。
切って入れたらあとは鍋におまかせ。
野菜の旨味がたっぷりのストウブポトフ、ぜひお試し下さい。
大橋由香さんのストウブレシピ本がおすすめです。