〈これまで経験した治療について振り返りながら書いています〉
続けて採卵をする事になりましたが、少しでも早く胚移植したいと思っていた私。
卵はいくつ位凍結すればいいのか、目安や平均的な数などがあるのかを聞いてみました。
私の場合、年齢のこともあり、採卵して移植して駄目だった場合はまた採卵から、いうよりは、なるべく卵を凍結しておいて移植に望むという方針です。
個人の状況や状態で変わってくることですし、非常に難しく答えずらい質問だったと思いますが、色々な表やグラフで説明してくれました。
その時見せてもらった資料では、年齢別の体外受精妊娠率は30代で50％以上。
それが40歳前後で40％台になり、43歳頃で20％、44歳で10％にまで落ち込んでいました。
また、40歳以下では10個以上の採卵で50%以上の出産率、40歳以上では10個以上の採卵で30％近い出産率が期待できるとありました。
移植回数別の累計妊娠率では4回目までの胚移植で70％、7回目までの胚移植で80％の妊娠率(出生率ではない)。
様々な病院が実績を公表していますが、いずれも妊娠率は40代以降にガクンと下がり、10回胚移植をしても妊娠出来るか、さらに出産出来るかは非常に難しいという結果があるということ。
結局、採卵数が多くなればそれだけ移植の回数が増え、妊娠の確率は上がる。
だからなるべくたくさん、少しでも若い内に採っておいた方がいいよ、としか言えない訳ですね。
いくつ凍結するか、出来るか、悩ましいです。
回数が増えればその分時間も、お金もかかります。
私がどれくらい時間をかけて取り組めるのか、繰り返せるのか、それも分かりません。
1回で妊娠でき出来ればすごく嬉しい。
でも、そんなに上手くいくかな、という思いの方が強い。
すごく不安で、駄目だった時のことを考えると・・・。
まだ移植すらしてないのにそんなことを考えてしまい、期待しすぎないようにと自分に言い聞かせていたり。
いつもここまでマイナス思考にはならないんですが、駄目ですねぇ。
親にも友達にも不妊治療のことは話していません。
なので、相談も不安な気持ちもなかなか話せずにいたのですが、今回培養士さんに色々と話を聞いてもらっている内に思わず涙が。
泣いてしまいました。
旦那さんとも話をし、2回目の採卵がどうなるのか、結果を見てから今後の事を相談しようということになりました。
元気な卵が育ちますように！