卵管閉塞とFTカテーテル

卵管閉塞とFTカテーテル 初診・検査

卵管造影検査

不妊の原因の1つに卵管障害があります。

卵管は子宮からのびている、長さ約12cm、太さが1mmほどのとても細い管です。

感染や炎症などによって、卵管の幅が狭くなる「卵管狭窄(らんかんきょうさく)」や卵管がつまる「卵管閉塞(らんかんへいそく)」がおこります。

卵管造影検査ではこの卵管の状態を知ることができます。

卵管造影検査の目的
 ・卵管が通っているかの確認
 ・子宮の形の確認
 ・卵管留水腫(水がたまった状態)がないかの確認

不妊治療では色々と検査をしますが、私も初めに卵管造影検査を受けました。

検査で分かったのは「片側はほとんど造影剤が流れない。

反対側もものすごく細い」ということ。

なかなかに絶望的な結果でした。

卵管造影検査は卵管を通す治療ではありませんが、造影剤で押し流すことで卵管の通りがよくなることがあるそうです。

半年くらいの間は妊娠しやすくなるという、いわゆるゴールデンタイムです。

造影剤の様子を見る限り、私にはゴールデンタイムもありえなそうな状況。

検査結果と年齢から、すぐに体外受精へ進むことが決まり、その後、卵管については先生もふれることはありませんでした。

ただ、あとから看護師さんに聞いた卵管を広げる手術の話が、ずっと頭に残っていました。

FTカテーテル

「卵管鏡下卵管形成術」という手術は、一般的には「FTカテーテル法」と言われています。

方法は、まず子宮の中にカテーテルを入れ、卵管鏡で卵管の入口を確認。

そこからバルーンといわれる管を押し進めることで、詰まっている部分を拡張します。

拡張後は卵管鏡で卵管内の状態を確認して終了です。

開腹手術ではないので体への負担は少なく、麻酔を使うので痛みもほとんどありません。

手術も30~40分程で終るのでが日帰りが可能。

しかも保険適用です。

卵管の状態によっては改善できなかったり、手術後すぐに再狭窄や再閉塞が生じる場合もあります。

また、年齢や低AMHなど、妊娠できる期間が限られる人にはFTではなく体外受精を勧められる場合もあります。

ただ、卵管障害が不妊原因と考えらる場合、卵管が通れば自然妊娠や人工授精での妊娠が期待できます。

体外受精前にぜひとも試したい治療です。

もしかしたらの思い

残念ながら通院している病院でこの手術を行っていなかったのと、すぐに体外受精へ進んだため、私は手術を受けていません。

ただ、FTカテーテルは話を聞いた時からずっと気になっていました。

卵管が広がったところで年齢的に自然妊娠は難しいだろうなとは思います。

ただ、もう少し早くに手術をしていたら少しは可能性があったのかなぁなんて考えてしまいます。

恐らくずっと気になっているのは、もしかしたら奇跡がおこるのでは?という自然妊娠への強い願望があるからだろうなと思いました。


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