流産手術当日のこと

流産手術当日のこと 高齢妊娠

手術入院は1日で終わります。

手術自体は10~20分で終わるとのことでしたが、準備と麻酔を使うので朝9時~夕方頃までかかると言われました。

朝8時40分頃に到着し、受付をして手術依頼書を提出しました。

私と保証人に夫の名前と捺印をしてあり、これがないと手術ができません。

しばらく待ってから血圧、体温を測り、問診がありました。

その後先生から再度手術の説明があり、事前の病理検査も問題なく手術可能だと言われ、内診で最終確認をしました。

先生は「やっぱり大きさ変わっていないね」と。

残念ですが手術決行となりました。

手術前に子宮口を広げる為、ルミナリアというスポンジのようなものを入れます。

これを入れるための器具を先に入れるのですが……これがものすごく痛い。

手術の時は静脈麻酔をするので、結局この時が私は一番痛かったです。

衝撃に少しフラフラしながら病室に案内され、着替えて昼頃まで待機となりました。

2時間以上ありましたが、ベッドで横になっていることができたので良かったです。

いよいよ順番がきて手術室へ移動になりました。

台に横になり点滴をされ、指に心電図、腕に血圧計がセットされました。

この時、横になった状態で事前に提出していた手術依頼書の確認があり、何故今?と少し思ってしまいました。

先生が来て、最初に鎮痛剤が入り、体全体に鈍く広がっていくのを感じました。

その後は麻酔が入り、そこで意識はプッツリ途切れています。

手術自体は10分位だったようですが、何も覚えていません。

起こされて目が覚めた時はすべて終わっていました。

まだ少しフラフラする状態でゆっくり車椅子に乗り、病室に戻りました。

しばらく休むように言われ、トイレの時は一人で行かずに看護師さんを呼ぶように注意がありました。

30分位して起き上がり、看護師さんを呼んだのですが……気持ちが悪い。

トイレには行けず、吐き気でしばらく動けませんでした。

麻酔を使うとだいたいいつもこうなります。

今回は大丈夫だといいなと思いましたが、やはり駄目でした。

麻酔が体質的に合わないようです。

他の人の体験談などを見ると術後に軽く食事が出たりなどもあるようですが、こちらの病院ではそういったことはないようでした。

あったとしても私の場合は食事なんてとても出来るような状態ではありませんでしたが…。

結局、吐き気止めの点滴をしてもらい、夕方まで休むことになりました。

吐き気もだいぶ治まり起き上がれるようになったので、先生とのお話後に帰れることになりました。

先生からは手術はうまくいったことと手術後の注意、10日~2週間後に診察に来て下さいとお話がありました。

薬の処方は「子宮を収縮させる薬」「抗生物質」「胃薬」の3種類です。

お会計をして、この時17時。

ほとんど横になっていましたが長かったです。

夫の迎えを待ち、やっと家に帰れました。

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