体外受精で出産した友人とあの時の自分に伝えたいこと

体外受精で出産した友人とあの時の自分に伝えたいこと 妊活

5年ほど前、地元の同級生が二人目の出産をしたとのことで、共通の知人とお祝いに行きました。

事前に出産祝いを買いに行き、赤ちゃん用の洋服などにいちいち可愛いを連発して選んだのを覚えています。

新生児用以外にも、今時の子供服は機能性はもちろんですが、大人と変わらないデザインなどもあって、本当に種類が豊富で驚きます。

ワンシーズン、ほんの一瞬しか着られないし、お値段は全然可愛くないけど、サイズが小さいだけでどうしてこんなに可愛いのと思いました。

結婚もまだな私でしたが、いつかこんな洋服を自分の子供にも着せてあげたいなぁ、なんて考えていました。
そんな自分に、何のんきに考えてるの!と今なら色々言って聞かせたいです。

新築訪問と不妊治療の話

訪問先の友人は、ちょうど新築の住居に引っ越しをしたばかりでした。
なので、出産祝いに加えて新築祝いも兼ねての訪問です。

同級生の仲の良い7人がいて、年に1度くらいの頻度で集まります。
ですが、全員が都合を合わせるのは難しく、いつも誰かしら欠席があったりでなかなかそろうことがありません。

その時も、もう少し集まって訪問予定だったのですが、結局2人になってしまいました。

新築のお宅は2階建ての一軒家です。
まだどこもピカピカで、友人の説明を聞きながらのお宅拝見ツアーをさせてもらいました。

すごいねー、すごいねー、の連発で感心し、お茶を頂きながら話は尽きませんでした。
家やこだわりの強い旦那さんの話から子供の話になり、やがて話題は不妊治療に移りました。

彼女が一人目の出産をした際に、不妊治療をしていたという話は聞いていました。
今回も体外受精での出産だったそうで、色々と話をしてくれました。

胚移植前の卵の写真を見た時には、赤ちゃんと写真を交互に見て、この卵がこの子に、と驚きと不思議でいっぱいになりました。

大変だった言いながらも、彼女はとても明るく治療のことを説明してくれました。

私は最初に話を聞いた時もこの時も、そうなんだ、すごいね、大変だったね、という言葉は出たものの、まったく他人事のように感じていました。

結婚もしていない私にとっては、妊娠や出産なんてまだまだ先の話にしか思えず、自分に置き換えて考えることが出来なかったのです。

今にして思うこと

30代も後半、まわりは結婚して出産ラッシュも終り、中にはもう子供が中学生なんていう人もいました。

結婚はしたいと思っていたので、婚活はしていました。
結婚への焦りは強かったものの、結婚後にまで考えが及びませんでした。

というよりは、妊娠出産について何も不安に思っていなかったという。
無知は怖いですね。

結婚も出産もしたいと考えていたなら、もう少し自分の体のこと、年齢のことを考えていればなあと、今になって思います。

あの時、友人の話を聞いて、少しでも考えたり調べたりしていれば、もっと早くに治療を始められたのに。
検査をしていたら、子宮筋腫の治療をもっと早く出来たのにと思います。

これまでの人生を否定するつもりはないけれど、もうちょっと危機感持てば?とあの時の自分に言いたいです。

私はいつも人より一歩も二歩も遅れます。
鈍感で物事に気付くのも遅いです。
後から後悔したり、落ち込むことも多いです。

結婚が遅かったことは残念だけど、仕事もプライベートも充実していたし、今結婚して幸せで、旦那さんに出会うのに必要な時間だったのだと思っています。

ただ、もう少しアンテナを張れ、先のことを考えろと過去の自分に伝えたい。

自分の現状を知ること。
知識を得ること。
備えること。

あの時の自分に足りていなかったことです。

今は医療も技術も発達しているので、頼ってどうにかなることなら、どんどん頼ればいいと思います。

それでも、どうにも出来ない壁はあります。
だから、少しでも可能性が高い内に、取れる対策はしておくんだよ、ということを伝えられたら良いのになあと、そんなことを考えます。

晩婚化が進む現在なので、もし私のような状況にある人の目に万が一触れたなら、すぐに行動に移すことをおすすめします。

不妊治療を始めて、採卵して保存した卵は5個です。
1つは移植しましたが着床しませんでした。

残り4個。
なかなか移植まで辿り着かず、時間ばかりが過ぎていきます。

次の採卵をするかどうかは決めていませんが、不妊治療をいつまでするかのリミットをよく考えます。
年齢を考えると、たぶんあと1年くらいでしょうか。

いつかこの手で自分の子を抱きしめたい、その思いは強いですが、不安は大きいです。
不妊治療は辛いことが多いですが、いつか治療のことを話してくれた友人と笑って話が出来たらいいなと思っています。

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