夏バテには梅

今年は梅が良く採れたそうです。
毎年、実家では梅酒や梅ジュース、梅干し、煮たりジャムにしたりと色々加工します。
私も夫もお酒が飲めないし、梅ジュースもあまり飲みません。
酸味が苦手なのであまり好んで梅を食べようとは思わないのですが、「梅味噌」は好きです。
自分で作らないのですが、なくなるといつももらいに行きます。
使い方は色々ですが、キュウリなどの生野菜につけたり、カツなどの揚げ物にソース代わりにかけたり。
お肉や長ネギを炒めたところに入れて一緒に炒めるだけの簡単調味料としても優秀。
熱が加わると酸味も柔らかくなり、味噌の濃厚さと梅のさっぱりさと適度な甘みでとても美味しいです。
お友達にお裾分けしたらとても好評でした。
「夏バテには梅」とよく言われるように、クエン酸たっぷりの梅味噌はこれからの季節にぴったりです。
梅味噌レシピ

いつも実家の梅をもらうより、加工品をもらう方が楽なのでつい甘えてしまいます。
が、今後の為にも覚えておくべきかなと考え、母に作り方を教わりました。
梅:味噌:砂糖=1:1:1
1:梅を洗い、竹串などでヘタを取る
2:消毒した広口瓶に梅、味噌、砂糖の順に半量ずつ交互に入れ冷暗所で保存
3:数週間で水分が出てきたら混ぜ合わせる
4:梅がシワシワになったら取り出して完成
※瓶は食器洗剤で洗った後に煮沸消毒か熱湯消毒
※味噌はダシ入りでないもの
※グラニュー糖を使うと上品な仕上がり
※完成まで3~4週間ほど
母は1kgずつで作っていましたが、私が作るには多すぎるかな。
瓶が大きいと煮沸消毒は難しい為、熱湯消毒をすることが多いそうです。
ただ、瓶は温度差が大きいと割れる恐れがあるので要注意。
お湯を少量入れ蓋をしたら瓶全体に行き渡るように回し、お湯を捨てて自然乾燥。
また、梅酒用のアルコールリカーなどがあれば度数が高いので消毒に使えます。
熱湯消毒と同じように瓶に入れて全体に行き渡らせるか、キッチンペーパーなどに含ませて拭くかでOKです。
熱湯消毒後にアルコール消毒すればかなり安心です。
実家で採れるものは、お店で売っていてもなかなか買う気になれないのですが、この時期は綺麗な梅の実が並んでいるとつい気になってしまいます。
母のやり方以外にも、煮たり、事前に梅を冷凍するなどの作り方があります。
色々試して味の違いなどを比べてみるのも面白そうです。