知識と自身のコントロールの必要「金持ち父さんの投資ガイド入門編 」

知識と自身のコントロールの必要「金持ち父さんの投資ガイド入門編 」 投資

投資方法を見直す為に

以前も少し書きましたが、ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さんの投資ガイド入門編 投資力をつける16のレッスン」を読みました。

たまたま紹介されているのを見かけ、また、最近の株価の乱高下にリスクヘッジの必要性を感じ、興味を持ちました。

私の最終目標は「高利回り不労所得を得る」というかなり壮大なもの (笑) ですが、そのためには当然資金確保が重要。
長期的に見て上がれば良いが、利益を上げるには細かい売買も必要とも感じています。

これまであまり投資方法や考え方に関する本を読んだことがありませんでしたが、これを機に色々な本を読んで基礎を再確認していきたいと思います。

金持ち父さんとの貧乏父さんの違いは何か?

金持ち父さんシリーズを通して語られている話ですが、金持ちとそうでない人の違いの認識として、だいたい以下の3点があげられています。

・金持ちが儲かるのは金持ちだけが投資できるものがあるから
・サラリーマンが稼げないのは金持ちとは違う税金を払っているから
・貧乏人はお金で価値を計るが、金持ちは時間を最も大切にする

本書では、投資を始める前に頭と心の準備が大事であるとして、金持ちの側に立つための考え方を説いています。

自己投資の必要性

1つ目の「金持ちだけが投資できるものがある」は確かに分かります。
2つ目の「税金」、3つ目の「時間」はあまり意識していませんでしたが、特に3つ目は「時は金なり」ですね。
今の私はまさにこの3つ目の必要性を感じました。

これを実現するには、自己投資が必要です。

・ファイナンスリテラシーを学ぶ
・ビジネスの基礎を学ぶ
・自分の中で情報を分析する
・プランを立てる
・実行に移す

財務諸表に関する正しい知識を身につけることは必要最低限の条件であり、投資の安全性を高め ます。

投資は危険ではない、知識が不足していることこそが危険であり、基本を学ぶほどリスクを減らすことができる。
そして学ぶ為には時間が必要であり、多くの人にとって一番難しいのが時間を投資することだと言っています。

時間を自分に投資し、最終的にその時間が数倍の価値となって帰ってくるのです。

また「自分のプランを立て、実行に移す」という単純なプロセスが厄介です。
私達の多くは 基本的な事実よりも個人的な経験を好み、直感的に行動をしてしまいがちです。
私もその1人です。

投資には「プランに従う」という単純な行動こそが必要だと言っています。
自分をコントロールすることを学ばなければいけません。

基本的に投資の世界は難しい言葉が多いですが、この本は問いかけや例を使ってレッスン形式で話が進みます。
多少の回りくどさがあるものの、読みやすいと感じました。

最後まで読み切ることで、その人なりの心構えが見つかるかも、という一冊でした。

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