長い1週間でした。
病院へ行く前日、もう一度妊娠検査薬で確認をしました。
これで陰性だったらどうしようとドキドキで、1回目と同じくらい緊張しました。
結果は陽性。
ほっとしました。
最終生理開始日から数えてちょうど6週。
久々の病院です。
いつぶりだろうと調べたら10ヶ月半振りでした。
思っていた以上に時間が空いていてびっくり。
時間が経つのが早いです。
病院では受付をしてから1時間近く待ちました。
やっと呼ばれて最初は看護師さんによる問診です。
「どうされましたか?」の質問に、
「生理がこなくて検査薬を使ったら陽性が出ました」
と説明しました。
私の受診歴を見て、別の病院にかかっているか、最終生理と日数、検査薬を使った日などを聞かれました。
「病院にかからず、自分達でタイミングを見てという感じですかね?」
「そんな感じです」
「すごいですね」
なんてことを言われました。
すごいですね、の意味が年齢からくるのか不妊治療後だからなのか、ちょっと掴みかねました。
その後、分娩の希望と当院での出産を希望するかを聞かれました。
もちろん希望です。
ですが、出産場所となるとまだ決めていません。
こちらか実家近くかの2択ですが、そんなことを考えるのはまだ先だと思っていました。
そもそも考えるのもおこがましいというか…。
念の為、私の年齢でこちらでは受け入れてもらえるのかを聞いてみました。
「大丈夫です、この年齢なら全然大丈夫です」
実績があるようで、かなり力強く言っていただけました。
心強いです。
この後はお小水を提出してしばらく待ち、先生の診察となりました。
この日も以前の年配の先生だとばかり思っていたら、40代くらいの男性の先生でした。
生理周期を確認され、「26日です」と答えると
「少し早めなのかな。心拍確認できるかな、とりあえず見てみよう」とのこと。
すぐに隣の部屋に移って内診になりました。
あいかわらず内診は苦手ですが、モニタの映像と先生の言葉にすぐにどうでもよくなりました。
「胎嚢見えるね。1cmくらいかな。卵黄嚢も小さいけどあるね」
心配していた子宮外妊娠(異所性妊娠)ではありませんでした。
今まで一度も着床経験がなく、高齢、卵管が細いとすごく心配だったんです。
ちゃんと子宮内に着床してくれていたと分かってやっと安心できました。
内診後、もう一度先生とお話し、
「標準の大きさだね。次は心拍確認が目標。
出血などなければ2週間後、心配だったら1週間後でもいいよ」
と言われました。
そして最後に「おめでとうございます」と。
初めての「おめでとう」の言葉が、本当に本当に嬉しかったです。
まだまだスタートラインに立ったばかり。
これから先は長いのですが、今日は妊娠できたという喜びに素直に浸りたいと思います。