人には言えない痔の話

人には言えない痔の話 不妊治療

お恥ずかしながら、以前「痔」で専門病院に通院していたことがあります。

結婚前のことですが、当時はかなりショックで、病院へ行くのさえとても勇気がいりました。

お尻に何かある!

なんだかぷくっとお尻に出来物がある。

気がついた時は驚きました。

何これ?どうしよう!と焦る焦る。

ネットで即検索して、どうやらこれが「いぼ痔」らしいと知り、直す方法を探しました。

「押せば戻る」

という何ともな解決法を目にし、恐る恐る押し込んでみたところ、なんだか元通りなのかな?という状態になりました。

不安は残りますがとりあえずホッとしてその後をしばらく過ごすことに。

痛みなどはまったくなく、いつから出来ていたのかも分かりません。

ですが、だんだんとかゆみがひどくなるなど、結局数ヶ月後に病院へ行くことになりました。

女性によく見られる疾患

病院へ行き、自分で調べたり先生の話を聞いて、男性に多いと思っていた痔が、女性で悩む人が意外に多いということを知りました。

《痔の原因》
・長時間のデスクワークで圧迫され、お尻の血流が悪くなる
・ストレスによる筋肉の緊張によって血流が悪くなる
・便秘による肛門への負担やいきみすぎ
・下痢による粘膜の損傷
・睡眠不足による不調
・洗浄のしすぎによる炎症
・冷えによる血流の悪化

肛門周辺には毛細血管が多く、悪化させる要因は色々ありました。

また、女性は特に黄体ホルモンの影響で便秘になりやすく、その結果痔に悩む人が多いとのこと。

妊娠や出産がきっかけでなることも多いようです。

結婚も出産もまだなのに・・・。

当時は会社勤めで、毎日ストッキングをはいていたことによる締め付けや蒸れ。

座っている時間も長く、ストレスも多い。

便秘や下痢になることも多かったです。

そんなお尻には最悪な環境が続いていたので、当然の結果とも言えます。

診察と薬

病院にかかる時に、まず気になるのが何科を受診すればいいのかということ。

私の場合、幸いなのか比較的近くに専門病院がありました。

かかったのは肛門外科。

恐る恐る受付に行き、初診であることを告げると、問診表を渡されました。

症状ですとか、生活習慣、トイレ事情等、様々な項目がありました。

綺麗な待合室で、ソファのクッションは良好。

トイレもとても充実していて清潔でした。

しばらくして呼ばれ、対面した先生は男性。

恥ずかしいなんて言ってられないので、覚悟を決めて診察を受けました。

診察台に横になり、タオルをかけてもらってお尻だけ見える状態になると、先生がぐいっと指を突っ込んできて触診。

嫌~!と心の中で叫びながら耐え、すぐに終りましたがライフはゼロになりました。

大きさにもよりますが、治療法としては切除か薬になります。

私の場合は薬での治療になりました。

痛みや腫れが大きい場合には手術して切除するようです。

しばらく通院しましたが、薬でかゆみはすぐになくなり、座薬や飲み薬でいぼ痔を小さくし、落ち着かせていきました。

治療後に思ったこと

お医者さんはやっぱりすごいですね。

異変を感じたらなるべく早く、病院へ行くべきだなとしみじみ思いました。

規則的な生活習慣やバランスの取れた食生活によって体の調子を整え、便秘をなくし、適度な運動で血流を良くする。

あとは万病の元、ストレスの解消。

再発しないよう気を付けていますが、何がきっかけで復活するか分かりません。

とても不安です。

不妊治療中の現在、ただでさえ恥ずかしい内診が受けられなくなりそうで怖いです。

先日の膣剤によるかゆみで思い出した、私の人生の中でも衝撃的な出来事のお話でした。

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