リセットが近いからでしょうか。
どうもネガティブ思考でいけないなあと思うのですが、治療のこと、先のことを考えると不安です。
私じゃ駄目なのかなぁなんて考えてしまうと、不妊治療をスタートした時のことを思い出しました。
不妊治療スタートのきっかけ
不妊治療を始めて思ったのが、夫が治療に前向きでいてくれて良かったということ。
初めて病院を訪れた時、
「すぐに不妊治療を始めた方がよい。次は旦那さんと一緒に来て」と言われました。
私が40代での妊娠も珍しくはないし、生理も規則的、妊娠はまだ難しくないなんて安易に考えていた時です。
すごくショックでした。
同時に夫に何と言おう、と思いました。
すごく不安でしたが、病院で言われたこと、説明されたこと、次回は一緒に行って欲しいことを話しました。
夫はちゃんと話を聞いてくれ、病院に一緒に行き、治療を始めることに同意してくれました。
私の不妊治療のきっかけは突然やってきましたが、こうして無事にスタートする事ができました。
最初の難関
不妊治療を始める上でまず最初の難関は、夫婦で一緒に治療に向き合えるか、ということだと思います。
もし、私が不妊治療の話をしても夫が一緒に病院に行くのを嫌がったり、そこまでする必要はないと拒否していれば、その後の治療には進まずに終わっていたかもしれません。
もちろん、治療を始めたからといって必ずしも妊娠が出来る、出産が出来るわけではないというのは分かっています。
ただ、出来ることがあるのに何もせずにいるのは嫌でした。
だから、夫が治療を受け入れてくれたことは本当に嬉しかったです。
治療を開始して色々な検査をした結果、特に問題のなかった夫に比べ、私は子宮筋腫や卵管閉塞など問題ばかり。
どうしても申し訳ないという気持ちになります。
夫は私を責めたりなどはしません。
逆に「君のせいじゃないよ」なんて言葉もありません。
もともと口数の多い人ではないので、優しい言葉を直接言ってくれる機会は少ないです。
(もう少し言葉が欲しい!)
でも、私の意思は尊重してくれます。
もし、私がもう不妊治療をやめたいと言っても、もう少し続けたいと言ってもうなずいてくれると思います。
もちろん考えや意見があればちゃんと言ってくれるとも思います。
不妊治療はどうしても女性の負担が大きいですが、見守っていてくれることが非常に心強いです。
最初の一歩
不妊治療は長引くほど負担が増えます。
精神的にも、肉体的にも、もちろん金銭的にも。
先が見えない治療を続けることは、本当に辛いことです。
それでも続けていけるのは、子供に会いたいから。
そして、夫婦で支え合えるから。
不妊治療は一人で出来るものではありません。
夫婦といえど、考え方や感じ方は違い、不妊治療に対してもそれぞれ思いはあると思います。
男女での温度差もあるかもしれません。
でも、同じ方向を向いていなければ不妊治療を続けられるものではないと思います。
まずは話し合い。
ここからのスタートだと思います。
不妊治療の最初の第一歩は夫婦の話し合い、そして同じ方向を向くことからです。